新入社員で入って間もないころのことだった。
電算処理を行ったり、金券類などの現物を取り扱う業務上、外部者は原則立ち入り禁止であり、そのせいか自動販売機が各フロアに置いてある、などといったこともなかった。
そして15時前後になると、当番の人が皆の食券を集めて、食堂のあるフロア(地下1階)までエレベーターで降りていき、窓付き冷蔵庫から飲料を取り出し、食券を食堂のおばさんに渡して飲み物を買って皆に配る、というなんだか原始的な作業を行っていたのである。
「なんにしますか?」そのTK(仮名)さんという先輩がよく当番をしてくださっており、その先輩の言葉と声はいまだに記憶に残っている。
タ〇!!何かの拍子でそんな言葉が、当番をしていた先輩の口から飛び出し、私に向けられたわけだが、ジュースの注文時?配るとき?私が何を言った(した)せいでそんなことを言われたのかはもう覚えてない。 まさか会社でそんなことを言われるとは夢にも思わずあっけにとられた、という記憶しか残っていない。
自分がこの銀行に入社する数年前までは、高卒で新卒入社する事務職の人がかなり多かったようであるが、本当にいろんな人がいたのだろう。特に自分の配属された部署というのはクセの強い人が集まっている、という憶測をしていたわけだが、とにかく、タ〇!!である。
そしてさらに、びっくりしたのは、かなりボーイッシュでしゃれっ気のかけらもないその人(当時20代)が、結婚して子供までいるというのを後できいたことで、それではきっと家でも普通の感覚で子供にタ〇!とやっていたのだろう。

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