| (ネット画像を加工)結局、「お隠れ席」を使用中に亡くなられた人は、L村さんを入れて3人になってしまった。実話なので、本当にシャレにならない。 |
職場で大変お世話になったL村さんという上司の方が「お隠れ席」とやや冗談半分で言っていた席が、席の配置の都合により、L村さんの席となってしまったのだが、L村さんは、「オレ、いやだよー。かんべんしてよ。」とその時はまだ笑いながら話していた。
が、結論から言うと、L村さんは、亡くなられてしまった。休日によくゴルフに出られていたようだったのだが、首の筋が激しくしびれる、ということをよく言われており、検査の結果、脳腫瘍が原因?のようであった。 入院が決まり、手術をされてしばらくしてから復帰されたのだが、しばらくしてまた再入院となり、1年ほどして亡くなってしまったのである。
休職中、奥様から暖かい肌着を探されていたという話を聞いて、当時会社で購買物のチラシなどの回覧が時折あったのでダマールの肌着パンフを、生地の見本付きでお送りしたところ、大変喜んでいただけたそうだったのでうれしかったが、私が配属先変更で転勤となった後に亡くなってしまい、とても残念だった。
その後の話なのだが、退職後、少ししてたまたまそちらの職場の仕事のお手伝いを頼まれ、一時期アルバイトしたことがあった。
職場でお世話になり、アルバイトのお声をかけてくださったO課長に、L村さんが気にしていたお隠れ席のことをきいてみた。すると「その席なら作業台にしちゃった♪ハハ」ニコーッ、とおちゃめなスマイルをされてしまい、微妙な気分になった。
とにもかくにも縁起が悪すぎるので、気にはなった。さりげなく作業台として端にどかされたようだが、O課長の在職中はそのままで継続されたとしても、その後どうなったかまではよくわからない。その先は何かのはずみでまた、普段使いの席として回ってくる可能性も、ありえなくはなかったと思われたが、こちらも退職しており、そのことにはもう関われなかった。
その後年月は流れ、今では年代物となったであろう「お隠れ席」が中古品として流れ出ないで、無事廃棄されていることを願うばかりである。
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